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疲れが取れない原因とは?

疲れが取れない原因とは?

こんにちは!

皆さんこんな経験はないですか??

・寝ても寝ても眠い。

・会社から帰るとすぐ横になりたくなる。

・なかなか疲れが取れない 

そんな悩みを持つ方は少なくないと思います。もしかしたら大分疲れが溜まっているのかもしれません。

今回は疲れの原因とそれに対する休息のポイントをお伝えしていこうと思います。

疲れの種類を理解しよう!

一言で「疲れ」と言ってもいくつか種類があります。
例えば、今感じている疲れが一晩寝ても疲れが取れない状態が半年以上続くことを「慢性疲労」と言います。

この慢性疲労になると、思考力や注意力が低下しやすくなったり、些細なことでイライラするようになってしまうんです。
さらに、免疫力が低下するので、風邪をひきやすくなったり、うつ病や生活習慣病になったりと、さまざまな疾患につながりやすいといわれています。

厚生労働省によると、働く人のなんと6割以上がこの慢性疲労を訴えているそうです。
参考👇

https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/h22/pdf/h22-bun12.pdf

疲れには「体・心・脳」3種類の疲れがある

疲れには大きく分けて、「体の疲れ」「心の疲れ」「脳の疲れ」の3種類があります。
それらの疲れに対処するためには、「自分はなぜ疲れているのか?」という原因を探る必要があります。
なので、まずは疲れの種類別に原因を見ていきましょう👀

1、体の疲れ

体の疲れの原因は大きく分けて5つあります。

1、運動による疲労
トレーニングやスポーツ、立ち仕事などでクタクタになったり、筋肉痛などの疲れ。筋肉を動かすためのエネルギーが足りなくなり、疲労物質が蓄積されることで起こります。

2、座り疲労
主にデスクワーク、長時間の運転などです。
ずっと座りっぱなしでいると血流や代謝が悪くなり、肩凝りや腰痛などの不調が出ます。
ちなみに、日本人は世界で最もイスに座る時間が長いと言われています!

3、夜勤疲れ
夜勤をすると時差ボケ状態になり体内時計が狂うため、日中にぼんやりしてしまいます。
看護師や介護士、消防士など、勤務時間が不規則な方に起こりやすい疲労です。

4、女性特有の疲れ
月経中はホルモンバランスの変化に伴い、腹痛や頭痛のほか、だるさや疲労感が出やすくなります。
また、人によっては、強烈な眠気に襲われることも。
こうした不調が月経前からあらわれる場合、PMSの可能性もあります。

5、子育て疲れ
出産後は赤ちゃんにつきっきりになり、休憩する時間がほとんどなくなります。
数時間ごとの授乳や夜泣きで、睡眠時間もろくにとれないので、疲れがたまってしまう親はたくさんいると思います。

2、心の疲れ

心の疲れは、いわゆる「気疲れ」です。

たとえば、人間関係や仕事などで強いストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
すると、眠りが浅くなったり、イライラしやすくなったりして、疲労感がたまってしまうんです。

こうした気疲れは、これまでは職場や家庭など対面のコミュニケーションで起こりやすかったのですが、最近では「SNS疲れ」も増えています。
SNS疲れとは、「既読」に対する返信のプレッシャーを感じたり、「フォロワー」「いいね」の数を気にしすぎたりして、精神的に疲れてしまうこと。
主に20~60代に多くみられます が、10代などの若い世代にもあてはまります 。

3、脳の疲れ

脳の疲れは、脳や神経の緊張状態が続くことで起こる疲労。

現代人はスマホやパソコンから膨大な情報を絶えず取り込んでいて、脳が情報処理のために常に働いている状態です。
情報処理が追いつかないほど脳が酷使されると、物忘れが増えたり、気持ちが落ち込みやすくなったりします。

では、「スマホやパソコンを控えたら脳は疲れないの?」と思うかもしれません。
もちろん、スマホやパソコンを見る機会を減らしたら、脳が少し休まります。

でも、実は脳の疲れは、それだけが原因ではないんです。
というのも、ぼんやりしているときでも、脳は一定の活動をしているからです。
何もしないでボーっとしているときに働いている脳の回路は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)といって、脳の消費エネルギーの60~80%を占めるといわれています。

疲れが取れないのは間違った休息しているからかも!?

ひと口に「疲れ」と言っても、いろいろなタイプがある事は理解したと思います。

では、次にその疲労をどのように解消していけばいいのか。
皆さんは、普段自分で行っている休息方法があると思います。

ですが、休息方法を誤ると、疲れがとれるどころか、ますます疲れてしまって逆効果になることもあります・・・。

そうならない為にも間違った休息方法を覚えておきましょう!

1、栄養ドリンクやコーヒーの過剰摂取

栄養ドリンクやコーヒーに含まれるカフェインには、眠気覚ましや集中力を持続させる効果があり、適量なら疲れ対策に役立ちます。

ただ、カフェインは脳を興奮状態にするため、過剰摂取してしまうと不眠になりやすく、疲れがますますたまってしまいます。

2、何もせずに家でゴロゴロする

家でじっとしているだけだと、疲れは取れないどころか、むしろ増える可能性があるんです・・・!

一体どういうことなのか、そのメカニズムを簡単に説明します。

私たちが生きるために必要な心臓の動きや呼吸、消化などの活動は、「自律神経」がコントロールしています。
そして、この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つの種類があります。
「交感神経」は主に日中などに活発な活動をするために働き、「副交感神経」は夜間などの休息するときに優先的に働きます。

ところが、日中じっとしていると、交感神経と副交感神経の交替がうまく行われず、夜しっかりと休めなくなってしまうんです・・・。
そうならないためにも、休みの日の昼間はベッドでじっとするのではなく何かしら動いていた方が、結果的に休息しやすくなります!

休日に寝だめする

睡眠不足を解消しようと休みの日に寝だめする人は多いですが、実はこれも逆効果。
なぜなら、「何もせず家でゴロゴロする」のと同じように、体内時計のリズムが狂ってしまい、夜になっても体を休ませる働きのある副交感神経がうまく活動しなくなるからです。

しかも、一度狂ってしまった体内時計を元に戻すのは大変です!

4、たくさん食べ過ぎる

疲れているからパワーをつけようと思っていつもよりたくさん食べると、逆に疲れてしまうかもしれません。

というのも、食べ物を消化するためには、エネルギーが必要なんです。
お腹いっぱい食べてしまうと、体が一生懸命消化しようとして、たくさんエネルギーを使うため、体がだるくなってしまうこともあります。

日常生活で出来る疲労改善方法!

日常生活の「食事」「運動」「お風呂」「睡眠」「気分転換」の5つに気をつかうことで、長引く疲労を軽減することができます。

全部やろうとしなくていいので、まずはできることから始めてみてください!

食事:ビタミンBを摂ろう!!

ストレスを感じたとき、私たちの体の中ではストレスに対処する「コルチゾール」というホルモンが生産されます。
このコルチゾールを生産する際に、ビタミンB群が大量に必要になるため、普段からビタミンBを摂取しておくといいです!

ビタミンB群は、以下のような食べ物に含まれています。

◉ビタミンB1
豚肉・豆類・胚芽米・玄米など
◉ビタミンB2
うなぎ、納豆、卵、葉物野菜など
◉ビタミンB3
レバー、魚介類、肉類など
◉ビタミンB4
サケ・イワシなどの魚介類、肉類、卵など

また、飲み物にも気を付けましょう。
飲み物は、食べ物以上に手軽に手に入り、どこでも飲めるため、ついつい「疲れの元」を取り込んでしまいがちです。

先ほどもお伝えした通り、コーヒーなどに含まれるカフェインの摂りすぎには要注意。
でも、普段コーヒーをよく飲む人がいきなりやめてしまうと、反動で体調を崩したり、気分が落ち込んだりする可能性があります。
最初は薄めに入れるようにして、徐々に量を減らしていくことをオススメします。

座ったままエクササイズ💪

「座りっぱなしで疲れた・・・」という場合は、30分に1回立つだけで、座り疲労がリセットできます。
でも、会議などが続いて、座り疲労のリセットが難しい場合もありますよね・・・。

そんなときは、座ったままできるエクササイズをしましょう。

例)1、両足のつま先を床につけたままかかとの上げ下げを繰り返す。
  2、手を肩の上に置き、胸を開きながら肩まわしを行う。

お風呂:入浴は就寝90分前までに入る🛀

「ベッドに入ってもなかなか眠れない・・・」
そんなときは、就寝時間の90分前までに入浴を済ませることで、寝つきがよくなります。

まず、お風呂に浸かることで、なかなか上がりにくい深部体温(体の内部の温度)が上がります。
この深部体温は、「上がるとより下がる性質」があり、人はその下がったタイミングで眠くなるんです。

約40℃のお風呂に15分入浴した場合、上がった深部体温が下がるのに約90分かかるので、入浴から90分後のタイミングでベッドに入っていれば、寝つきがよくなるというわけです。

睡眠:7時間睡眠がオススメ

普段から、最低でも7時間は寝るようにするといいでしょう。

睡眠不足が続くと「睡眠負債」となって、病気のリスクが高まりますこの睡眠負債を減らすには、睡眠の量だけでなく質も大切。
睡眠の質を上げるには、毎日就寝時間や起床時間、睡眠時間を極力変えず、体のリズムを一定に保つのがコツです。

気分転換や瞑想:マインドフルネス呼吸法を取り入れてみよう

現代人はスマホやテレビからの情報を処理するのに脳を相当酷使しているので、情報を一時的にシャットアウトするのも疲労回復に効果があります。

「マインドフルネス」とは、瞑想などを通じた脳の休息法の総称です。
Apple創業者であるスティーブ・ジョブズが瞑想をしていたことは有名だと思います。
現在では、グーグルやフェイスブックといった世界的企業でマインドフルネス研修の導入が進んでいます。

「マインドフルネス呼吸法」のやり方
1、椅子に座る。(背筋を軽く伸ばし、背中は背もたれから離す)
2、お腹はゆったり、手は太ももの上、脚は組まない
3、目は閉じる(開ける場合は、2メートルくらい先をぼーっと見る)
4、接触の感覚(足の裏と床、お尻とイス、手と太ももなど)を意識する
5、呼吸に関わる感覚(鼻を通る空気、空気の出入りによる胸やお腹の上下、呼吸と呼吸の切れ目、それぞれの呼吸の深さ、吸う息と吐く息の温度の違いなど)を意識する

ちなみに、雑念が浮かんできてしまったら、注意を呼吸に戻すように意識してください!
雑念は生じて当然なので、そのことで自分を責める必要はありません!

僕もやってる時に色々浮かびます。笑

最後に

いかがでしたでしょうか?
自分はどこが疲れているのかを知ることで少し気持ちも落ち着くかと思います。

正しい疲労改善をして気持ちをリフレッシュさせましょう!
疲れがなかなか取れなくて困っている人は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください!
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