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骨盤の前傾・後傾って知ってる??

骨盤の前傾・後傾って知ってる??

こんにちは😃

突然ですが、皆さんは自分の骨盤が前傾か後傾か分かりますか?

多くの人はあまり知らないと思います。

今回は、骨盤の前傾後傾についてお話しします!!

この投稿を読んだ後に自分はどっちなのか調べてみてください😁

骨盤とは?

骨盤は、身体の中心にある骨格で、上半身と下半身をつなぐ役割を担っています。
尾骨(びこつ)・寛骨(かんこつ)・仙骨(せんこつ)の3つの骨の組み合わせで構成されており、寛骨は腸骨(ちょうこつ)・坐骨(ざこつ)・恥骨(ちこつ)の3つの骨が融合してできています。
寛骨は太ももを動かす大腿骨に、仙骨は上半身を支える背骨につながっています。

骨盤の役割

《1》上半身を支える役割
骨盤は身体の中心にあり、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を果たしています。
骨盤が歪んで正しい位置にない場合、体重のかかり方が偏り、肩こりや腰痛といった不調の原因となることがあります。

《2》歩行をサポートする役割
骨盤は歩行時に足から伝わる衝撃を吸収する役割があります。
その衝撃を足関節から膝関節、股関節、骨盤へと吸収していくことで、上半身に余分な負担をかけずに支えることができます。

《3》座る時に身体を支える役割
座る時は、骨盤の一番下に位置している坐骨が上半身を支えています。座面に接する2点の坐骨で上半身を支える姿勢は、身体に負担のかからない座り方です。
「足を組んで座る」「横向きに座る」などの姿勢は、1点の坐骨で体重を支えることになるため、身体に負担がかかり、骨盤の歪みの原因にもつながります。

《4》内臓や生殖器を守る役割
骨盤の中には内臓や生殖器があり、それらを支える役割があります。
大腸や泌尿器(腎臓、膀胱、尿管をはじめ、子宮、卵巣などの内臓)を保護していますが、骨盤が歪んでしまうと内臓を支えることができなくなり、重力によってぽっこりお腹の原因になる場合があります。

骨盤の前傾・後傾ってどんな状態?

そもそも骨盤の前傾後傾ってどんな状態を指すかというと、体を横から見た時に分かる骨盤の傾き方のことです。
通常、骨盤の向きは前傾が基本となりますが、普段の体の使い方によって過度に前傾し、いわゆる反り腰状態になってしまったり、逆に後傾し、猫背になってしまったりします。それによって様々な筋肉の柔軟性や筋力にも影響が出てきてしまいます。

骨盤の向きによって硬くなりやすい筋肉 (骨盤前傾の場合)

◉骨盤前傾
1.腸腰筋

2.大腿直筋

3.脊柱起立筋

他にもありますが、大きく分けてこの三つが代表的です。

腸腰筋は股関節を屈曲させる筋肉です。腰椎から骨盤を通り大腿骨まで付着し
ていて体幹を安定させたり、歩く、走るの動作に大きく関わっています。

大腿直筋は太ももの前側に付着する筋肉で、股関節を屈曲させるほか、膝を伸ばす作用があります。

脊柱起立筋は背中に付着する筋肉で、背骨を反らす働きをします。

骨盤の向きによって硬くなりやすい筋肉 (骨盤後傾の場合)

◉骨盤後傾
1.腹直筋

2.大臀筋

3.ハムストリングス

腹直筋は腹部の表層にある筋肉。体幹を丸め、スポーツや日常動作でもよく使われます。

大臀筋はお尻の筋肉で、股関節を伸展させる働きがあり、歩行するうえで重要な役割を担っています。

ハムストリングスは太ももの裏側に付着しており、膝を曲げる動作や歩行、走る動作で使われます。

筋肉が硬くなることによる影響とは?

骨盤が前傾や後傾すると姿勢を正しく保つための筋肉が硬くなったり縮んだりしてしまい、腰に負担がかかってしまったり、膝痛、首コリ、肩コリの原因にもつながってしまいます。

体には拮抗する筋肉があり、体を動かすために一方の筋肉が使われると、反対側の筋肉が伸ばされる性質を持っていますが、硬くなるとこの拮抗筋の働きもスムーズにいかなくなります。

骨盤の前傾後傾に関わる拮抗する筋肉はこちらです。

・脊柱起立筋の拮抗筋は腹直筋
・腸腰筋の拮抗筋は大臀筋
・大腿直筋の拮抗筋はハムストリングス

例えば、脊柱起立筋が通常より硬く短くなってしまった場合、拮抗する腹直筋が長く弱くなっている可能性があります。反り腰の人に多いです。逆に骨盤の向きが後傾の人は腹直筋が硬く短くなり、脊柱起立筋が長く弱い可能性があります。

これらの拮抗する筋肉のバランスが崩れたまま歩行や運動をすれば関節や筋肉に負担がかかり痛みや障害につながってしまうのです。
バランスを取り戻すために行うことは、短く硬くなってしまった筋肉をストレッチし、反対の長く伸びてしまった筋肉を筋トレによってトレーニングします。

まずは、ストレッチによってこの短く硬くなってしまった筋肉の柔軟性や可動域を正常に戻すところから始めましょう!

最後に

いかがでしたでしょうか?
骨盤は前傾し過ぎたり、後傾し過ぎたりするのは、良くないです🙅‍♂️
どちらかに偏ることで怪我のリスクは高まります。
前傾・後傾どちらも出来ることが大切です!!

身体の動きを理解することは、トレーニングのパフォーマンスを上げる・日常生活のパフォーマンスを上げることに繋がります。

身体の使い方を理解して正しく身体を動かせば理想の身体になれます🔥
変わりたいと思ったその瞬間から行動してみましょう!!!
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